2024年9月9日月曜日

介護 Senior care  2024年9月9日(月)

介護は他人事ではなく自分事です。もうすぐどう考えて必要になるサポートです。20年以上前にスウェーデンで医療教育を視察して日本との違いに愕然とした経験があります。翻って現在の介護を考えてみました。日本は相変わらずのようです。厳しい老後が私を待っているんだなと覚悟しました。


   The Future of Elderly Care - Healthcare Denmark


これはデンマークのビデオです。現実は少し違うかもしれませんが、うらやましいです限りです。

日本はデンマークより高齢化が進んでいると思います。周りを見れば年寄りばかりです。元気な人も多いですが、明かに支援が必要な人ばかりです。私もその一人です。教職の関係で、介護制度や介護施設などを訪れる機会も在職中はありました。職員の方はとても忙しく働いていますが、基本的にていねいに対応している印象です。が、何かがおかしい、あるいは、基本的な方針が間違っているような気がします。

個人としては、介護施設にはできる限り行きたくありません。支援が必要になっても、自分が好きなことをしていたいというのが本音です。食事、運動、睡眠、排泄、睡眠など、集団として管理されることは、管理する側から考えれば効率がよいし適切かもしれませんが、それは人間的な営みではないような気がします。年寄りが、一人の個人として尊重されるような仕組みや対応がもっと必要なのではないかというのが、ここでの私の主張です。

日本の悪い癖は、表面をごまかそうとすることです。たとえば、ケアに関して、安全安心を大切にしますが、そのために規制されたりしていることがないかどうか。また、すべてにおいて、介護される側と介護者が無理せず楽しく過ごせる環境になっているかどうか?不満が溜まればストレスが高まり、軋轢も生まれるでしょう。そのような見せたくない部分も見せて、少しずつ改善しているかどうか。

費用面で足りない点があれば、適切に社会が支援する必要があると思います。貧しい人が苦労する社会は決して望ましくない。北欧の取り組みを見ていると、何事もシンプルにして、個人を尊重し、余分なことはせずに、テクノロジーを取り入れ、一人ひとりが望ましい生き方を模索しているように思います。日本は、その点において間違っている可能性があるように思います。形式的に改善し、人のこころを見ていない。言い換えると、equality(平等)を考慮し、 equity (公平)を大切にしていないかもしれません。

もうすぐ世話になる私としては、個人を見て、 equity (公平)に対応してもらえることを願います。


老いてみて ふとふりかえる 秋の空