2025年6月23日月曜日

Gandhi & Tagore / ガンジーとタゴール  2025年6月23日(月)

マハトマ・ガンディー(Mahatma(Mohandas) Gandhi)は、私の世代では、インドの独立の父で非暴力の政治指導者としてよく知られている人です。今よりはインドという国に親しみを持っていたように思います。ラビンドラナート・タゴール(Rabindranath Tagore)というインドの詩人で、ノーベル文学賞を受賞した人の話も、いろいろなところで聞きました。この二人のインド人は、私の中でもいまだに影響を与える人です。

ガンディーは、英国支配からインドの独立を勝ち取りました。英国での教育を受けて、インドの歴史と伝統から、非暴力を選び戦いました。この姿勢は、インド哲学・ヒンドゥー教などから培ったようですが、私にはその知識は不足しているので、割愛しますが、英国に対して力で対抗してもいいことはなく、英国に対抗するには、インドの伝統ということなのでしょう。

Freedom from all attachment is the realization of God as Truth.

An eye for an eye makes the whole world blind.

Power is of two kinds. One is obtained by the fear of punishment and the other by acts of love. Power based on love is a thousand times more effective and permanent than the one derived from fear of punishment.

このようなガンディーの言葉が、彼の非暴力の思想のもとです。しかし、私が知る限りでは、不服従を基本にそれを組織立てて運動としていったことに偉大さがあると思います。ガンディーは道半ばにして、イスラムとの融和に力を注いだ青年に射殺されてしまいますが、この事件は、その後にもずっと続く対立にもつながります。

Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.

Hate the sin and love the sinner.

タゴールは、Gitanjali (Song Offerings/Singing Angel)英語訳)という詩集でノーベル文学賞を受賞しました。日本語訳も読めます。

Thou hast made me endless, such is thy pleasure. This frail vessel thou emptiest again and again, and fillest it ever with fresh life.

This little flute of a reed thou hast carried over hills and dales, and hast breathed through it melodies eternally new.

At the immortal touch of thy hands my little heart loses its limits in joy and gives birth to utterance ineffable.

Thy infinite gifts come to me only on these very small hands of mine. Ages pass, and still thou pourest, and still there is room to fill.

.....

Gitanjali ヒンドゥー教の聖典となるBhagavad Gita (the Song of God)が元にある叙事詩とも関連する作品です。そのBhagavad Gitaは、ガンディーの思想のもとともなっています。ヨガに惹かれる人は、ほぼこのようなインドの思想の影響を受けています。

インドには、私一度だけ行ったことがあります。Chennaiという南インドの大都市です。ビザを取り忘れたのですが、空港でお金を払ったら入れました。ほんのちょっとの滞在でしたが、街をひとりで歩き鉄道に乗り、Rickshawに乗り、マーケットに行き、学校を訪ね、教師と話しました。一口では語れませんが、優秀な人たちが多く、勤勉です。議論もよくします。人も親切ですが、貧富の差が激しく、道端に多くの人がそのまま寝ていました。とても興味深い国ですが、案の定、下痢となり苦しい旅行でした。それ以来訪ねる機会もありません。

 Chennai Street Food Marathon! South India SMASHES North India!

宗教的にはヒンドゥー教は大切な宗教のようで、イスラム教と対立してしまうのも仕方ないのかもしれません。が、ガンディーの行動やタゴールの思想からすると、インドはもっと発展して世界に影響を与えてもいいような気がします。二人は戦前の日本のアジア侵略を批判しています。中国やインドは古くからアジアの要ですが、互いに大国であり、結びつくことはなかったようです。その影響を大きく受けている日本は、アメリカ寄りの政策で動いています。背景には歴史や思想の違いがあります。イスラム教もアジアでは重要です。どれも思想が違います。Yogaはつながりという意味だそうですが、つながりません。非暴力は現在ではまったく通用しない時代になりました。力がすべてです。

日本は、平和を訴える国です。平和は必ずしも非暴力ではありません。多くの人は平和を求めていますが、それは隣人の平和であり、対立する人の平和ではありません。


戦さやめ 蛍飛び交う 非暴力