2024年12月14日土曜日

忠臣蔵 / the 47 ronin vengence 2024年12月14日(土)

この二つのYouTubeは忠臣蔵のあらすじです。ずいぶん印象が違います。今日は、忠臣蔵の討ち入りの日です。1702年(元禄15年)12月14日に、大石蔵之助以下四十七人の義士が吉良上野介を仇討ちした日です。忠臣蔵と言えば、誰でもわかる時代から少しずつ変わってきているように思いますが、考えてみれば、『仮名手本忠臣蔵』という浄瑠璃や歌舞伎の演目から、忠臣蔵として定着し、年末になればテレビでもいつも話題になっていたと、私の世代は記憶しています。いまでも必ずこの時期になるとどこかで話題になっています。

仇討ちは、英語では一般的にvengeanceなどと言われます。それに加えて、revengeやavengeなどが使われます。人間社会ではどこでも昔からあることです。どちらかと言うと、avengeは肯定的な復讐で、忠臣蔵の場合は、結局revenge(私的な理由による復讐)として扱われ、討ち入りに参加した浅野家の家臣は切腹となりました。しかし、こうしてずっと伝えられてきているということは、avenge(義憤的な行為)と肯定的なニュアンスもあったようです。この点が人々に愛されてきたストーリーということなんでしょう。

『仮名手本忠臣蔵』は、「仮名書きの手本となるように易しい忠臣(忠義な家来)がたくさんいる話」というような意味らしいです。憎らしい悪い奴は成敗してスッキリしたいという人の気持ちに寄り添った話で、年末にはピッタリです。しかし、時代とともに、あるいは、地球温暖化のせいでしょうか、雪もなく、私が子どもの頃のような印象は今は皆無です。憎らしい悪い奴にも、法律が適用され、権利は認められ、個人情報は保護され、疑わしきは罰せずとなり、スッキリしないことばかりです。


討ち入りの 日に思い出す 一年