2025年5月27日火曜日

The Great Gatsby 2025年5月27日(火)

The Great Gatsbyというミュージカルがロンドンで上演されています、アメリカの作家F. Scott Fitzgeraldの小説をもとに作成されたもので、ロンドンでは新作だそうです。 The Great Gatsbyは有名です。映画にもなっています。昔からアメリカ文学には多少関心があったので知ってはいましたが、読んだことはありませんでした。タイトルからなんとなく好きにならずに読まなかった作品です。Hemmingwayと同世代でLost Generationなどと呼ばれる世代です。The Great Gatsbyは、当時のJazz Ageと呼ばれるNew York Cityあたりの金持ちの生活を描いたと勘違いしていました。

ミュージカルのThe Great Gatsbyは、音がちょっと大きすぎた感じがしますが、昔風の仕上げで満足して見ました。ロンドンのミュージカルは一時期からすると下火で、商業主義になり、芝居仕立てのコンサートのようなものが多くなり、中身についてはあまり評価できるものが少ないような印象で、どちらかと言うとオペラ鑑賞に気持ちが向いていました。今回のThe Great Gatsbyは、オリジナルのストーリーが、さらっと描かれていて文学的には追求しない点が良かったような気がします。それよりも、背景となるJazz Ageの服装、音楽、踊り、ショーなどの演出が優れていて、見せ場もあり、エンターテインメントとして楽しませてもらいました。

私は舞台演劇は好きです。が、日本ではほとんど見ません。理由はよくわかりませんが、入場料が高いということと、英語と日本語の違いかもしれません。文化ももちろんあります。歌舞伎などは好きで、いわゆる日本の芝居であれば見ることもありますが、ミュージカルや欧米の演劇は、やはり日本では無理があるような気がします。だいぶ以前に、Tennessie Williamsのガラスの動物園 (The Glass Menagerie)という芝居を見ました。おそらく日本で見た芝居はそれがさいごです。あまりよくなかったというのが正直な印象です。

日本の演劇やミュージカルやオペラも、もちろんますます進化していますが、やはり背景となる文化がないということが、私が個人的にどうしてもスッキリしないというだけです。日本の演劇を批判しているわけではありません。どうせ見るなら本場がいいというだけのことです。ロンドンでも良い席は高いですが、安い席もあるので、私は安い席で十分です。場合によっては安い席でも見にくいというだけでかなり安くなっていることがあります。

My neighbour Totoroという日本語の芝居が演じられています。けっこう好評のようですが、安い席でも15000円くらいします。The Great Gatsbyは7500円くらいです。人気がある証拠でしょう。


梅雨かなと ロンドン歩き 傘をさす