2025年2月1日土曜日

How Green Was My Valley /わが谷は緑なりき 2025年2月1日(土)

今日から2月です。寒気が日本に1週間ほど来るそうです。天気予報はますます精度を増して、多くの情報が地域ごとに出されるようになりました。ときどき予想とは違うこともありますが、昔からすると、実に親切でありがたいです。気候変動(climate change)の中でもこれだけの予報はすごいと思います。しかし、ちょっと過剰な情報がメディアでは垂れ流しされるのはどうなのかと思います。

さて、冒頭のビデオをbook reviewです。映画になっています。私の大好きな映画です。How Green Was My Valley /わが谷は緑なりき  は、1941年のアメリカ映画ですが、本当にいい映画です。監督はJohn Fordです。年寄りは皆さん知っていると思いますが、今となっては過去の人です。この映画は白黒映画(black and white/monochrome movies/films)です。しかし、今となっては新鮮です。どこが好きなのかと言っても一概に言えません。簡単に言うと、家族をよく描いていて、何度見てもその人間模様が、その後廃れていく炭鉱(coal mine)生活の風景と相まって、郷愁を誘います。

YouTubeに合法かどうかわかりませんが、全編が公開されていました。合法であればありがたいです。このように必要な情報がウェブでアクセスできるのは便利です。情報は過剰ですが、うまく使えば情報社会は、私にはメリットが大です。

映画の舞台は、英国のWalesです。Cardiffから少し北の方に行った街がモデルだそうです。以前に訪れた際に炭鉱の見学をしました。日本でも同様ですが、英国は産業革命を経験したように石炭は重要は燃料でした。石油が取って代わり、現在は化石燃料は地球温暖化(global warming)により積極的には利用されづらくなっています。映画は、炭鉱労働者の貧しいつましい生活を丹念に描いています。Walesの風土や文化を描き、宗教的な課題も描き、人間模様、家族、社会などを当時の視点から掘り下げています。そのような炭鉱生活を少年が回想しているという設定で、カラーではないのに、映画から色を感じます。

WalesはEnglandに制圧された地域で、Welshという言語が公用語です。学校では学習し、英語とバイリンガルと一応されています。また、音楽を愛する文化があり、映画でもそれを感じます。ラグビーやサッカーが好きな人はよくわかると思いますが、英国は4つの国があり、それぞれが自治的な方針をとっていますが、WalesはほぼEnglandと密接に関係していますが、強かに、文化などは維持しています。日本と同様に小さな島国ですが、文化や習慣は歴史とともに深いものがあります。

How Green Was My Valley はアメリカ映画です。監督は、John Fordです。基本的には古き良きアメリカというトランプ大統領の感覚です。いまでは廃れたnative Americansを敵とした西部劇の思考です。家族も家長を中心とした設定ですが、子どもたちはよい仕事を求めてアメリカに行きます。そして、家長の父親の事故死により家族は崩壊します。映画は、少年が炭鉱の荒廃から町を出ていくところから始まります。映画はその炭鉱の町がまだ緑豊かな場所だった少年の頃の回想です。

まったく事情は違いますが、このような子どもの頃の記憶は、誰にとっても美しい幸せなことを保持しています。現実はさまざまですが、私にも、草津町というふるさとの記憶があります。今とはまったく違います。私のふるさとは廃れていませんが、周りの環境は大きく変わっています。私の家も貧しかったですが、ある時期は楽しかったです。この映画は、心象風景です。自分の体験とはまったく違いますが、少年が経験するようなことは多々ありました。映画はそのような共感を感じさせるのでしょう。基本は男性目線ですので、女性は違うかもしれません。


節分や 季節が変わる こころもち