2025年1月2日木曜日

餅 / mochi 2025年1月2日(木)

餅はほんとうに食べなくなりました。今年のお正月はお雑煮を食べましたが、儀礼的に食べているだけです。餅はいわゆるスーパーで買ってくる「切り餅」です。味気ないですね。お節料理も特に用意せず、今年の元旦はひっそりと過ごしました。

BBCの記事に「Delicious but deadly mochi: The Japanese rice cakes that kill」とありました。確かに毎年餅を喉に詰まらせて亡くなる人がいます。ここでは、餅はmochiとして紹介されています。が、わからない人もいるので、Japanese rice cakesと添えてあります。この記事によると、

The buns are chewy and sticky. Given they are far bigger than bite-sized, they need to be laboriously chewed before swallowing. Anyone who can't chew properly - like children, or the elderly - will be likely to find them hard to eat. If not chewed but simply swallowed, the sticky mochi gets stuck in the throat - and can lead to suffocation.

噛まないで飲み込むと、餅が喉に詰まって息ができなくなるということです。この説明から、ふだん意識しないでしていることが意外に高度な作業なんだと認識します。しかし、この動作は「嚥下(えんげ)」として医療関係では知られています。英語では、swallowです。嚥下は確かに重要な動作で年齢とともに衰えてきます。私も同様です。気をつけなくてはいけません。

さて、日本語も次第に英語に浸透して使われるようになっています。が、少し気にしなくてはいけないことがあります。日本語の名詞は単数や複数という概念がありません。mochiは単数も複数も同形で使われています。しかし、これも絶対ではありません。揺れがあります。それにともなう冠詞(a, the)の使用も同様です。

言語の違いはさておき、餅は縁起物です。何か特別な日にお祝いとして供え、食します。頻繁に食べるものではないようです。しかし、私が小さい頃は、餅をついて、それを保存し、1月中はよく食べていたように思います。近所の和菓子屋さんのアルバイトしたことがありました。餅をつく仕事をしていて、私はそれを配達するのを手伝っていたことがあります。多くの家で餅は食べていたと思います。我が家でもその餅の板を切って焼いてよく食べてました。

時代は変わり、食べなくなりました。お年寄りは昔を懐かしがって食べて喉に詰めてしまうのでしょうね。餅はつくことはなくなりましたが、この伝統は続けていってもらいたいです。また、餅自体を食べることにあまりご馳走感がなくなりましたが、年に一回くらいは美味しく食べたいと、後10年くらいは続けていきたいですね。


餅食えば はるか昔に 飛ぶこころ