2024年10月25日金曜日

SDG 17 Partnerships for the Goals パートナーシップで目標を達成しよう 2024年10月25日(金)

これでさいごになります。SDG 17の目標は、 Partnerships for the Goals (パートナーシップで目標を達成しよう)です。詳しくは、Strengthen the means of implementation and revitalize the Global Partnership for Sustainable Development(持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する)という目標です。少しわかりにくい目標です。具体的な目標には、Strengthen domestic resource mobilization, including through international support to developing countries, to improve domestic capacity for tax and other revenue collection(課税及び徴税能力の向上のため、開発途上国への国際的な支援なども通じて、国内資源の動員を強化する)です。resource mobilization(いろいろな資源を利用すること)はビジネス用語だと思いますが、その指標は、Total government revenue as a proportion of GDP, by source(GDPに占める政府収入合計の割合(収入源別))、Proportion of domestic budget funded by domestic taxes(国内予算における、自国内の税収が資金源となっている割合)です。それぞれの国がそれぞれの資源を互いに協力して利用し経済をよくしようというような目標のようです。

概要を見るとよくわかります。

経済的に格差がある世界の現実がよくわかります。互いに協力する必要は確かにあります。が、どうすればいいのかはとてもむずかしい気がします。ODA (Official Development Assistance)とは、開発途上国の経済や社会の発展を支援するために提供する資金や技術協力のことですが、日本のODAJICAは相当に貢献しています。ODAは、開発途上国または国際機関に対し、資金(贈与・貸付等)・技術提供することです。すべて無償ということではありません。開発途上国は、概要にあるとおり、債務が膨らみ、スリランカのように返済できなくり、債権国になってしまう場合もあります。

パートナーシップは、SDGs全体にかかわる協力体制だと思いますが、現状の世界を見ると、紛争などでは、国連は機能不全になっていて、パートナーシップどころではないようです。SDGsが提案されてから現状では危機的な状況になっています。問題は山積みですが、諦めるわけにはいかないので、できる限り応援していくことが、私のような老人の役割かなと考えています。

こうして 17のSDGsをざっと眺めてきると、正直な話、2030年までに達成できない目標ばかりです。日本ではSDGsがあちらこちらで話題にされていますが、多くの国ではそれほど話題になっていないのが現状です。国連の活動が次第に薄れていきますが、こうして国連が関心を示し、調査し、提案していることは、それでも重要です。

秋深し パートナーシップは 人と人





SDG 16 Peace, Justice and Strong Institutions 平和と公正を すべての人に 2024年10月24日(木)

SDG 16の目標は、Peace, Justice and Strong Institutions (平和と公正を すべての人に)です。Promote peaceful and inclusive societies for sustainable development, provide access to justice for all and build effective, accountable and inclusive institutions at all levels(持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する)という目標では、institutions(制度、機関)に言及している点が特徴だと思います。目標の一つには、Broaden and strengthen the participation of developing countries in the institutions of global governance(グローバル・ガバナンス機関への開発途上国の参加を拡大・強化する)とあります。その指標は、Proportion of members and voting rights of developing countries in international organizations(国際機関における開発途上国のメンバー数及び投票権の割合)です。現実的には、この点は重要ですが、やはり、国の存続や安定が途上国が、制度や機関に参加することはハードルが高いのが現状でしょう。

概要は次のようにまとめられています。


ここにまとめられているデータを見ると、紛争、難民、児童人身売買などで被害に遭う人々がたくさんいるということにショックを受けます。ただそれを非難するだけでは問題は解決しない。制度やそれを監視し抑制する機関がないといけないということです。権力を握る人間がそこに関与し、多くの人は何もできず翻弄されています。SDG 16はその点を指摘しています。

日本は、戦後の平和教育のおかげで80年近く戦争に巻き込まれてはいない国です。これは尊重していく必要があります。が、世界のさまざまな事情については少し疎いかもしれません。実態を知ることは重要ですが、児童人身売買についてはあまり話題になりません。やはり、背景をきちんと知る必要があると思います。それでも次のようなビデオは貴重だと思います。しかし、ただ知るだけではなく、関わることも大切です。そのためには、英語でSDGsを理解することは大切だと思っています。

秋日和 地球を感じ 空を見る