2025年4月26日土曜日

Currency exchange / 為替 2025年4月25日(金)&26日(土)

為替(currency exchange)がニュースで毎日のように話題になっています。また、株式市場(stock market)も目が離せない状況です。アメリカ合衆国のトランプ大統領の相互関税(reciprocal tariffs)を重視する政策の影響です。コロナを経て世界中の金融の動きがガラッと変わりました。私は特に株式にはそれほど興味もなく、投資(investment)もしていませんが、円高(appreciating yen) や円安(depreciating yen) は私の生活には大きく影響しています。

本日の為替レートは、1ドルが142.84円、1ユーロが162.84円、1ポンドが190.37円です。この3つの通貨は、私にはたびたび必要で、以前より比べると、円高の頃からすると40円から50円は違います。また、相互関税ということになると当然私たちの生活に影響を与えることになり、物価がさらに上がることになります。

私には為替の仕組みはよくわかりませんが、次のような説明があります。

Current international exchange rates are determined by a managed floating exchange rate. A managed floating exchange rate means that each currency’s value is affected by the economic actions of its government or central bank.

要するに、為替が変動することがマーケットを活性化するというようなことらしいです。確かに、この仕組みに長けている人は、お金をうまく動かせば儲かりそうです。実際儲けている人もいるし、そうでない人もいます。が、総じて、通貨を持っている人には有利な気がしてます。ビジネスでは、お金を動かすという技術が重視されます。ただ銀行やタンスにおいておくだけでは何も変わりませんが、金などに換えたり、土地を買ったり、会社に投資したりして、お金を動かし、自分の資産を増やすということです。

よく考えると、貨幣そのものの実体がなく、電波や光のように動いて、それによって人や物が動くのは少し変ですが、すでにそれには慣れてきました。銀行の口座やカード払いにすっかり慣れて、記録もできて、わかりやすくて、私は気に入ってますが、そのシステムが壊れたら使えなくなります。為替も信用なので、円が価値がなくなれば無駄になります。現在は金が高騰していて、また、土地も高騰していて、芸術作品なども高値の傾向があります。何かゲームのようで誰かに操られているように感じるときもあります。

労働や物に対する対価(consideration, compensation)として貨幣が交換の中で使われてきましたが、現在ではそのようなシステムではすでになくなり、マネーゲームのシステムの中で交換が行われています。現在はデジタル通貨(digital currency)が広く普及するようになりました。クレジットカードはその一つです。また、bitcoinというような暗号資産(cryptoassets,  cryptocurrency)も使われています。 このような通貨が使われるシステムは、仮想の中にありますから、信用性や安定性がなければ使えません。たとえば、The Bank of Englandでは、Central bank digital currency (CBDC) として、次のように説明しています。

Central bank digital currency (CBDC) is money that a country’s central bank can issue. It’s called digital (or electronic) because it isn’t physical money like notes and coins. It is in the form of an amount on a computer or similar device.

The Bank of England is the UK’s central bank and together with HM Treasury, we are looking closely at the idea of a central bank digital currency for the UK. If we introduced one, we’d call it the digital pound.

You may have heard of Bitcoin, Ether (Ethereum) and XRP. They are examples of privately issued digital assets (sometimes known as cryptocurrency or cryptoassets). CBDC are different to cryptoassets in several important ways.

Firstly, cryptoassets are issued privately. If anything goes wrong with a cryptoasset, there’s no central bank or government that can step in. 

Secondly, the value of a cryptoasset is volatile. It can go up or down quickly in a very short space of time. This isn’t ideal when making payments. If we decided to issue them, digital pounds would be stable and retain their value over time. 

CBDCは銀行というシステムによって担保され、信用され、安定していますが、暗号資産は私的であり変動します。クレジットカードは安定性が高いですが、暗号資産は変動するので投資の対象となります。

株価と為替はまだ実体が見えますが、暗号資産は、投資の対象となっているにもかかわらず、実体がよくわかりません。しかし、通貨も含めてデジタルになると、すべて実体が見えなくなります。言い方を換えると、デジタルの中では仮想の実体を作ることが容易です。現状ではそのようなこともあるかもしれませんが、そのあたりはうまく説明されているようです。しかし、実態はわかりません。

通貨や為替は交換により成り立ちます。その交換も信用により成り立っているわけで、紛争などによりその交換様式が信用を失墜し、安定しなくなれば、どうなるかわかりません。現在いくつかの紛争があっても、社会経済的には通貨の流れはコントロールされているようですが、されていない部分もあります。この先、紛争が大きくなり、国と国の信用関係が崩れ、国際関係が壊れれば、実体のないデジタルの信用性が崩れない保証はありません。世の中は確かにデジタルのおかげで便利になりましたが、すべてをデジタルとするのは今日の繁栄を築いてきた貨幣による交換システムを破壊することになるかもしれません。

私は為替に関しては素人でよくわかりませんが、それほど長い歴史があるわけではなく、現在のデジタル化による見えない通貨交換システムはちょっと怖いと思います。「大丈夫です」という人がいたら教えていただきたいと思います。


ふらここや デジタル空間 どこにある