2024年10月28日月曜日

研究6 (英語教育1)  2024年10月28日(月)

      Communicative Language Teaching (CLT)



これは、Communicative Language Teaching (CLT)についての一つの考えです。コマーシャル用のビデオです。言語教育(英語教育)のスタンダードな考え方です。

英語教育は、私の本流の研究です。しかし、理論ではなく実践が主たる興味です。私の興味は、地道な英語学習とその改善です。その点から、英語を教える教師の考え方や行動にずっと興味を持ってきました。理由は、パフォーマンスが嫌いだったからです。私が高校教師になった頃は、カリスマ的な教師がもてはやされました。英語が上手、教え方がうまい、生徒を惹きつける、おもしろい、成績を伸ばす、など。見栄えがする先生が注目されました。もちろん、それは才能と努力があるので当然です。よいことです。が、私は地味な教師でした。

しかし、地味でも授業についてはよく考え、工夫しようとしていました。私以外にも多くの先生はそうでした。私はそのことに注目して、「授業の達人」というような考え方にはあまり賛成ではありませんでした。私自身は教員として英語の知識や技能が不足していたので、文学、語学、教育学など幅広く勉強するようにしました。もちろん、言語学習の理論的なことも知見を深めるようにしました。特に興味を持ったのは、コミュニケーション・ストラテジー(communiation strategies)でした。もっと英語をふつうに使えるようにするにはどうしたらよいかという発想です。多くの人は、英語の発音、語彙、文法などの言語の知識や「読み書き聞く話す」などの技能は不完全です。それにもかかわらず、理想的な英語の使用を英語学習の目標を目指して指導することが多々ありました。そのパフォーマンスが上手な人がモデルとなり、native speakerばかりがチヤホヤされる傾向がありました。

当時は、ALT(英語指導助手)が導入され、私も積極的に彼らと関わりました。海外留学などの経験のない私は、最初は重宝していましたが、次第にふつうに同僚としていっしょに働くようになりました。その頃から、教師は教師という姿勢は好まず、また、授業もきっちりとした指導案に基づいて科学的(?)に、というような方向性には疑問を感じ、言語のもとにある学ぶ背景と内容を大切にし、英語の見かけにはあまり興味がなくなりました。

私の興味は、映画、音楽、新聞、雑誌、ニュースなどの英語が実際にどう使われているかに興味を持ち出すようになり、インターネットなどのメディアに向かいました。英語教育は、基礎基本ももちろん大切ですが、英語がどう使われているかを学習者がもっと知る必要があると思ったからです。しかし、英語の学習教材は、その蘊蓄ばかりを重視し、ただ英語がふつうに使われているという実態を提供していない可能性がありました。私は、授業ではできる限り、そのような素材を提供するように工夫しました。

例えば、。。。

(続く)

人生は こころの旅と 秋の空