2025年6月27日金曜日

Moomintroll / ムーミン 2025年6月27日(金)

Moomintrollが日本ではムーミンとなり定着しています。しかし、Moominはある種の生物の名称と考えるがふつうです。Moominpapa、Moominmama、MoomintrollとMoominvalleyにいるさまざまな生き物の話が総じて、ムーミンの話となっています。Tove Janssonが創作したThe Moominsは次のような作品として出版されています。

  • The Moomins and the Great Flood (1945)
  • Comet in Moominland (1946)(ムーミン谷の彗星)
  • Finn Family Moomintroll (1948)(たのしいムーミン一家)
  • The Exploits of Moominpappa (1950)ムーミンパパの思い出)
  • The Book about Moomin, Mymble and Little My (1952)
  • Moominsummer Madness (1954)(ムーミン谷の夏まつり)
  • Moominland Midwinter (1957)(ムーミン谷の冬)
  • Who Will Comfort Toffle? (1960)
  • Tales from Moominvalley (1962)(ムーミン谷の仲間たち)
  • Moominpappa at Sea (1965)(ムーミンパパ海へいく)
  • Moominvalley in November (1970)(ムーミン谷の十一月)
  • The Dangerous Journey (1977)
  • Villain in the Moominhouse (1980)
  • Songs from the Moominvalley (1993)
ムーミンの物語としてはハイライトされた作品ですが、Tove Janssonはその他にもたくさん活動をしています。映画にもなりましたが、多才な人です。

日本では、ムーミントロールとは言わずに、ムーミンと言っています。日本語訳されたタイトルには訳本によって少し違っていますが、すべてムーミンです。テレビで放映された番組が、ムーミンとした影響なのか、最初に訳した人が発端なのかわかりませんが、MoomintrollはMumin, Muumi, ムーミンとなり、ムーミンパパ、ムーミンママとなりました。Trollは北欧の妖精を表す言葉で、日本のトトロの語源とも言われます。

さて、日本にはムーミンバレーパークも埼玉にできて、ムーミンショップがあちこちにあります。しかし、ムーミンの話を多くの人はどのくらい知っているのでしょうか?というのが本日のテーマです。かく言う私もきちんと読んでません。その印象からすると、子どもが読むには、ちょっとむずかしいというか、おもしろみがわからないというか、少し屈折しているというか、大人の私が読んでも考えさせられます。Moonminvalleyで、Moonminhouseにみんな集まり、出入りするものはMoominfamilyとなります。ムーミンシリーズのさいごの話、Moominvalley in November (1970)(ムーミン谷の十一月)では、その中心となるthe Moominsは登場しないで物語が展開します。ストーリーはそう簡単ではなく、いろいろと考えさせられる展開です。

フィンランド的と言えば、フィンランド的なのかもしれません。しかし、フィンランドの人がそれほどムーミンが好きかというとそうでもないような気もします。ムーミンは確かにフィンランドの文化でフィンランドを象徴する一つですが、その意味は、日本の人がムーミンを好きなことと質が違うような気がします。日本の人にとってムーミンはフィンランドへのあこがれと強くかかわります。フィンランド人はそれとは違います。ムーミンは彼らのアイディンティティの一部で、物語に出てくるキャラクターは彼らの生き方を表し、よりどころになっていると考えます。Moominfamily, Moominhouse, Moominvallleyはフィンランドの人と自然なのでしょう。


夏至祭は ムーミンとともに フィンランド