Inside Our Schools - The Japanese School of Melbourne
このビデオはメルボルンの「日本人学校」を紹介しています。このような在外教育施設がどのような活動をしているかは、実はあまりよくわかっていないのではないでしょうか?個人的にはいくつかのこのような学校を訪れたことがあります。いくつかの国は同様の教育機関を大きな都市に持っています。日本にもたくさんあります。
「日本人学校」および在外教育施設は、文部科学省が、いわゆる「一条校」( 学校教育法第一条に規定された学校)として位置付けた学校です。基本は、日本国籍を持つ児童・生徒の学校です。これに対してインターナショナルスクールはそうではありません。1956年にタイのバンコクに設置されて以来、現在、世界49カ国・1地域に94校が設置され、約16,000人が学んでいるそうです。現在学んでいる児童・生徒数は、海外子女教育振興財団が次のように公開しています。
https://www.joes.or.jp/cms/joes/pdf/zaigai/teacher/2024_01_04.pdf
メルボルンは日本人が多く在住し、地元の学校で学んでいる人も多く、開放的な印象があります。が、中国のような国となると事情はまったく違うでしょう。今回深圳で起きた事件が政治的に悪い方向で影響を与えることを危惧します。個人的な経験では、中国でもあからさまな反日的な行動は経験したことがありません。どこに行っても多くの人は、人として親切です。場合によっては、日本人よりも親切な人が多いです。良い方向に向いてほしいと願います。
さて、「日本人学校」という教育は、基本的にexclusiveなシステムで私は反対です。個人的には、せっかくの機会なので、現地の学校に入って、その教育を受ける方がよりよい経験ができると思います。実際、日本でもそうですが、義務教育の範囲では、各学校は受け入れてくれます。補習授業などの制度もあるので、それでも日本の学校の教育は受けられるようになっているはずです。実際、多くの国の学校を訪れると、日本人国籍を持つ生徒に出会うことがあります。中国でも同様です。
外国で日本人学校という枠組は、どうしても閉鎖的になってしまい、また、外部から見ると、何をしているんだろうと疑念を抱かれる可能性が高いと思います。日本でもそれは同様です。内部から見ると、実際そんなことはないと考えますが、多くの学校は安全のために閉鎖的にならざるを得ないの現状です。
どこでもそうですが、お互いの言語や文化が同じ人が集まります。この傾向は仕方がないように思えますが、現状では、多くの国で、いくつかの言語を使える教育が推奨されています。日本はその意味で特異です。「国語」としての日本語が圧倒的に重要です。中国もその傾向ですが、中国は実は多言語多文化の国です。そのためにウイルグル語とかチベット語は弾圧される傾向にあります。日本の中にも多くの言語を母語とする人が暮らしています。小中学校でもますます日本語を母語としない児童・生徒が増えています。教育はどちらかと言うと、その対策をきちんととらなくてはいけないと、私は考えます。日本人学校も、日本の教育を維持することに力を注ぐよりも、個々の事情に対応し、多言語多文化に対応できるシステムや人材を育成することなどに方針を転換する段階に来ていると考えるの間違いでしょうか?
夕暮れや 学校帰りの 友の顔