2025年6月18日水曜日

Passport / パスポート 2025年6月18日(水)

私にとってはこれはfakeです。パスポート(passport)を更新する時期が来て、手続きしました。しかし、不便そのもので昨日窓口に行って申請しました。

10年前に、ロンドンからパリに移動するときに大きな失敗をしました。このとき、パスポートの期限が3ヶ月を切っていて、ルールにより飛行機に乗れなかったのです。ルールだからと言えばそれ以上クレームもつけられず、パリに行かずに航空券を手配してロンドンから日本に帰りました。仕事で行ったのでパリの相手先には迷惑をかけてしまいました。

今回もそのような危険もあったので期限が3ヶ月後に切れるパスポートを早めにオンラインで申請しました。申請して驚いたことはオンライン申請は便利になると思ったら、とんでもない事情があることがわかりました。オンライン申請が混み合っていて時間がかかるということなのです。それもオンライン申請したのに2週間経っても何の連絡もないのです。「処理中」で止まっていて、電話で連絡しました。電話で連絡すると、本籍が変わっているので手続きがそれ以上進まないという返事でした。マイナンバーカードがあれば戸籍謄本は不要と書いてありましたが、どうなっているのでしょうか?それならばその不備を連絡してくれればいいのに何の連絡もなく、デジタル庁の役立たずと思わざるを得ません。

役所のやることは、形だけ整え、あとはクレームのつかないように慎重にすることだけを追求し、説明は複雑でわかりにくく、結局人を介した方が手続きが早いと、外務省やデジタル庁が述べるのは、何のためのオンライン申請なのかと思います。結局、私の場合は、従来通り人の手による申請がお薦めということで、有楽町のパスポートセンターに行きました。そこで驚いたことがもう一つあります。それは申請用紙の記入についてです。オンライン申請が可能ならば、オンラインのデータを利用して窓口の申請も可能にすればよいと思いますが、手書きの提出を求めています。それがミスすると申請書を書き直さなければいけません。意味があるのでしょうか?日本の役所のやることは無駄が多いです。それを変えずに人手が足りないと言っているのはおかしいです。デジタル化と言いながら、管理を目的にしていて、市民の生活の便利さを最優先していません。本末転倒です。

愚痴ばかり言いましたが、事務的なことはシンプルにするためにデジタル化を図ることが目的だと思います。日本は、ひょっとすると、デジタル後進国ではないかと疑問を持ちます。多くの人がいまままで培ってきたことを捨てられずに、それに積み重ねてデジタルを利用しているような気がします。これは結局いろいろなことを複雑化します。言語もそうです。日本語にばかりこだわることにより多くの弊害を生み出しています。近隣のアジアの国も英語とのバイリンガル化が進んでいます。英語自体は日本語社会の多くの文脈に浸透してきています。多言語多文化は多くの状況で尊重されるようになっています。

日本のパスポートは世界的にも評価されています。もっと多くの日本人が世界に行けるようにすることは大切だと思います。しかし、世界は紛争だらけですが、日本の役割はますます閉鎖的です。日本だけで鎖国する時代ではないので、いろいろなことに関与する必要があります。「国際化」を目指してきた日本がデジタル後進国になり、日本語ばかりにこだわり、システムも複雑化することは、今後の多くの課題をさらに生み出して行くことになるような気がしてなりません。今回のパスポート申請でそう思いましたが。10日後に受け取りに行きます。16000円を払い、収入印紙を買い支払うそうです。カードなどは使えず現金しか受け付けないのだそうです。どうかしてませんか?


猛暑に パスポート申請 梅雨明けか