Big Theology Words Explained in 10 Minutes
今回の日記は、事情により2日分とします。神学(theology)について考えたいと思いますが、私にとっては遠い話題で、ほぼわかりません。しかし、西洋哲学についてのある本を読んだときに初めて神学について知りました。その際、西洋哲学と神学は密接につながっていると感じました。西洋哲学の始まりはもちろんギリシャ哲学ですが、キリスト教神学(Christian theology)は、それを神(God)あるいは主(Lord)を中心とした体系をギリシャ哲学をもとに構築し、自然科学や哲学を生み出してきたと理解しました。
神学はもちろん広く神を研究することでしょうが、ここで議論する神学は基本的にキリスト教学における神学です。その意味で、英語にかかわる自然科学、人文科学、哲学という学問は、いずれも神学と関連します。日本に生まれ日本で育った私には、その壁がいつも存在していたように思います。あえて言えば、日本のキリスト教者も多くはそのような壁を持って生きてきたように思います。遠藤周作の『深い河』『沈黙』などの小説を読むとそのような感じがします。
昔、埼玉県の幸手市のあたりで高校教員をしていたときに、放送委員会を担当し、生徒といっしょに地元にあるマリア地蔵を調査して番組を作ったことがあります。地元に伝わる隠れキリシタンの調査をして古くから住んでいる家を訪ねて由来を調査しました。そのキリシタン神話は、いわゆるヨーロッパのキリスト教とは大きく異なります。マリアという仏を信仰するというような印象を当時持ちました。
江戸時代の「隠れキリシタン」の「マリア地蔵」を見てきました。
東洋英和女学院大学に勤めていたので、プロテスタントの東京神学大学のウェブサイトを見てみました。牧師を養成するような大学と思いますが、詳しくは知りません。卒業生はキリスト教の聖職者に就くのかと思う程度です。それによりますと、学習領域は、聖書神学、組織神学、歴史神学、実践神学とに分かれています。
聖書神学は、聖書の研究と言えるのでしょう。組織神学は教義学、倫理学、弁証学と分かれ、それぞれについてキリスト教の立場から考え、福音(the gospel)に確信を持つ、歴史神学はキリスト教の歴史を学び、実践神学はその名前のとおり実践のようです。それに対して、カソリックの立場もあります。日本では上智大学などがその代表例でしょう。が、プロテスタントとカソリックの対立は私にはよくわかりませんが、仏教やイスラム教などと同様なのか違うのかは時代や背景によるものと思います。
キリスト教を理解するには、the gospelは一つのキーワードと思っています。その名前のとおり「良い知らせ」です。新約聖書(the New Testament)の冒頭は、Mattew, Mark, Luke, Johnのthe gospelで始まっています。いずれもイエスに関するよい知らせを記述しています。キリスト教神学はいずれもこの聖書の世界を体系化する意味での学問と考えてよいと思いますが、それをきちんと思想的にまとめた人は、Thomas Aquinasだと言われています。神が存在する理由を証明しようとしたことで知られています。
PHILOSOPHY - Thomas Aquinas
年の瀬に 神は存在 するかしないか