2025年3月20日木曜日

The Tokyo subway sarin attack / 地下鉄サリン事件  2025年3月20日(木)

今日は30年前に地下鉄サリン事件が起きた日です。 1995年3月20日朝に起きた地下鉄サリン事件(the Tokyo subway sarin attack)は、1月の阪神淡路大震災に続いて衝撃的な出来事でした。オウム真理教(Aum Shinrikyo)はカルト集団で依然として組織は名前を変えて存在しています。

当時私は、高校の教員で教務主任を担当していて、仕事を一所懸命していた時期です。学校にも夜遅くまでいました。家庭では悪い人だったと思います。娘から時々家にいない家庭についてその後によく言われました。学校の仕事も、授業も、研究も、部活も、すごく働いていた時期です。被害にあった地下鉄は通勤では使っていなかったのですが、日比谷線や千代田線はよく乗っていました。

サリンという物質もそのときに知りました。集団無差別殺人を起こそうという心理が私にはよくわかりませんでした。当時はオウム真理教の信者がテレビに出てワイドショーなどで世間の人の多くが知っていましたが、言葉巧みに語っていたのをよくおぼえています。ある程度優秀と思われる人が、カルトに夢中になり、一人の人を神格化して、その詭弁に従ってしまうというマインドコントロールの恐ろしさは、教育という職をしている自分のこともふりかえりました。よく考えると、私もマインドコントロールのような状態にあった時期もありました。

サリン(sarin)についてはちょっと考えてみたらあまり知らないことに気づきました。そこで調べてみました。アメリカ合衆国のCDC(the Centers for Disease Control and Prevention) は病気への対処や予防などの最新の情報を提供してくれる機関です。そのCDCによると、Chemical Emergenciesという表現で説明しています。

A chemical emergency happens when a hazardous chemical is released and the release could harm people's health.

Chemical emergencies can happen because of an accident, such as a train derailment, or through a deliberate release such as a terrorist attack.

If a chemical emergency happens, take steps to protect yourself and your loved ones

危険化学物質として次の物質が紹介されています。詳しくは下記のサイトをチェックしてください。

Chemical fact sheets

Ammonia   Arsine  Benzene   Bromine   Chlorine

Cyanide    Hydrogen Fluoride   Lewisite

Mustard Gas  Nitrogen Mustard   Paraquat

Phosgene   Phosgene Oxime   Ricin  Riot Control Agents

Sarin

Sodium Azide   Soman    Strychnine   Tabun   VX


サリンについては次のように説明されています。

Sarin is a clear, colorless, tasteless liquid with no smell. Sarin can evaporate into a vapor (gas) and spread into the environment.

これでは防ぎようがありません。が、次のような症状があるそうです。


Abnormally low or high blood pressure

Blurry vision  Chest tightness    Confusion   Cough

Diarrhea, nausea, vomiting, and/or abdominal pain

Drooling

Difficulty breathing, shortness of breath, and/or wheezing

Drowsiness   Eye pain and/or tearing

Excessive sweating    Headache   Increased urination

Muscle cramps   Rapid breathing   Runny nose

Slow or fast heart rate   Small, pinpoint pupils

Tremors   Weakness


Loss of consciousness

Cardiac arrest possibly leading to death

Coma   Convulsions   Paralysis

Respiratory failure possibly leading to death

Seizures   Twitching

一つ気をつけておくことは、おかしいと思えば、空気より重いので、高い場所に移動することだそうです。それと身体に触れていると害を及ぼすので、すぐに服を脱ぎ、身体を洗い、手当を受けることだそうです。しかし、どう考えても意図的にサリンが使われると逃れようがないことがよくわかります。

当時は、サリンのことなど医療機関で知識がなく、対応が遅れたと聞いています。30年前の出来事ですが、依然として被害は続き、まだまだ解決していません。災害も紛争もそうですが、人間は恐ろしいことを平気でしてしまう危険な動物です。化学兵器は実際開発されていることは予想できます。また、核兵器もそうですが、現状では個人で開発することも可能です。最近のソーシャルメディアの利用で、信じられないような情報操作があり、それを多くの人が信じてしまうようなことが頻繁にあります。

何が本当で何が嘘かなど判断はむずかしい時代になりましたが、大切なことは、やはり常に批判的な思考(critical thinking)を心得ておくことだと思います。


正しいか 正しくないか 彼岸かな