SDG 15: Life on Land (UNSDG Mini-documentary Competition) 2nd Runner-Up
SDG 15の目標は、SDG 14の海に続いて、 Life on Land(陸の豊かさも守ろう)です。日本語では「豊かさ」が入っています。たぶん少し長い目標だからでしょうね。目標は、Protect, restore and promote sustainable use of terrestrial ecosystems, sustainably manage forests, combat desertification, and halt and reverse land degradation and halt biodiversity loss(陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する)と長くなっています。陸地は、私たちが暮らしているところですから、大事にしなくてはいけないのに、荒廃しているところが多いということでしょう。具体的な目標はたくさんあります。1番目は、By 2020, ensure the conservation, restoration and sustainable use of terrestrial and inland freshwater ecosystems and their services, in particular forests, wetlands, mountains and drylands, in line with obligations under international agreements(2020年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する)です。その指標は、Forest area as a proportion of total land area(土地全体に対する森林の割合)、Proportion of important sites for terrestrial and freshwater biodiversity that are covered by protected areas, by ecosystem type(陸生及び淡水性の生物多様性に重要な場所のうち保護区で網羅されている割合(保護地域、生態系のタイプ別))となっています。このような調査は達成されていると思いますが、荒廃が止まっているかどうかは別でしょう。
概要は次のようになっています。
この目標も決して達成されているわけではないようですが、それなりの効果はあるように思えます。新たに目標を立て、国際的に監視するシステムは継続しています。生物多様性(biological diversity)に関しては、the Kunming-Montreal Global Biodiversity Framework (GBF)が2022年に提案されています。しかし、海もそうですが、陸も多くの課題を抱えていて、すべてを解決することはむずかしいと実感します。日本に関して最近思うことは、畑や森林の保全と野生動物との棲み分けの問題です。熊、鹿、猪、猿など昔から人間と共存してきた動物たちとの生態のバランスが崩れていることが、気になって仕方がありません。里山がなくなった、森の食料が少なくなった、温暖化など、多様な原因が考えられます。日本の森林面積はそれなりにありますが、林業などの衰退により森の手入れが行き届かなくなった、地方の過疎化なども、一因と考えられます。
