The World of Shōgun: History & Backstory | Shōgun | FX
ディズニープラス配信のSHOGUNがエミー賞やゴールデングローブ賞を受賞しています。マスコミで騒いでいますが、エンターティンメントとして一つの時代が来たなと思う一方、少し不思議な現象だなと思います。なぜSHOGUNなのだろうかと思います。それなりの費用をかけて制作された作品で完成度は高いようです。また、アメリカ的な考え方や嗜好で作るのではなく、日本の文化歴史に根ざした内容になり、言語も日本語が中心だそうです。
考えてみれば、今ままでそのような作品があまりなかったというのが不思議です。アメリカ映画で日本の内容が出てくると、東洋という独特の背景がいまだによく登場します。逆に考えてみると、日本が欧米に対するイメージも同様です。細かい点ではちょっとおかしいことが多くあります。ある面では仕方がないことです。今回は、真田広之というすでにハリウッドでは知られている俳優でありプロデューサーが主体で作成されたと聞いています。その力が認められ、それが結果を示したということです。
喜ばしいことですが、「いまだにそうなのか?」という感は否めません。また、なぜ時代劇なのかも不思議です。背景には、やはり日本的なエキゾチックな歴史文化に対する興味があったのか、何十年か前の映画のリメイクとして興味があったのかなど、少し不明な点があります。いずれにしても、今回の受賞は純粋に作品の価値が高かったということに尽きます。
というのも、私は見ていないのでそう思います。たぶん作品としてはおもしろくできているのでしょう。が、それほど見たいとは思いません。映画として興味は申し訳ありませんが、それほどありません。というより、ドラマに関しては、どのような内容であり、最近は見ません。機会があれば見たいとは思いますが、その時間もないのが現状です。
ただ、私が実に興味がある点は、日本語という言語がそのまま使われている点です。これは実に自然なことですが、いまだに日本の時代劇の中で英語が使われていたのか?という驚きです。これは不自然です。アメリカは多言語の多文化の国で、英語以外の言語は多く使われています。しかし、テレビドラマではそうだったのか?という驚きです。ご存知の通り、スペイン語は相当に使われています。今回のゴールデングローブ賞を受賞した人の背景にはスペイン語も多いです。そこに日本語が入り込んだのかどうかはわかりませんが、興味深いです。
Golden Globes 2025: See winners, speeches, historic moments
しかし、もう少し情勢を見極めたいと思います。アメリカが本当にそういう度量の広い姿勢を示しているとは思えません。日本はアメリカの影響を相当に取り込んでいます。アメリカが同様であるかは別です。アメリカ第一主義はこれからも続きます。それとともに、アメリカは複雑です。今回のUSスチールの件もそうです。地位協定もそうです。アメリカとは多面的に付き合う必要が多々あります。今夏のSHOGUNもそのような視点で見ていく必要があると思っています。要は、エンターティンメントなのです。
お正月 娯楽とともに 明るい年