2025年2月27日木曜日

Travel / 旅 2025年2月27日(木)

旅というのはおもしろいものです。ちょっとした日常を離れて違う暮らしをするというのは、いつも居場所がある人にとっては、やはり趣が違います。いつもとは違う環境、生活、文化、人と触れ合うことで、何か気分が変わります。私は、旅はそれほど好きではありませんが、違う環境にいることは好きです。たとえば、店に入る、食べ物を食べる、乗り物に乗る、通りを歩く、どれもおもしろい発見があります。

昨日は、ある学校を訪問しました。今回の旅の目的の一つでもありますが、学校を訪問するのも旅の一つです。知らない場所にタクシーを使わずに公共交通機関を使って行きます。お金を節約するという目的もありますが、途中で出会うすべてのことが新鮮です。電車に乗る際でも、乗り方が国によって違います。現在はほぼカードなどでタッチして改札を通り、電車に乗ります。車両の椅子の配置も微妙に違いますが、自転車やキックボードなどを持ち込むことができたりして、日本よりはスペースが広くとってある車両もあります。そこで乗っている乗客を観察するのがとても楽しいです。昨日も訳のわからないことを喋りながら歩き回っている人がいました。

電車を降りるときも、改札があったりなかったり、無人の場合も多いです。そこでバスに乗ったり、トラムに乗り換えたりします。バスは、駅名を表示するバスとそうではないバスもあり、どこで降りるかは自分で携帯の位置情報を見るか、運転手にあらかじめ言っておくかしないと乗りすぎてしまいます。バスの乗り方もさまざまです。前から乗る、真ん中から乗るなど、運転も日本からすると荒いので気をつけなければいけません。次のビデオはMelboruneの例です。

学校に着くと、受付(reception)や事務室があります。最近はセキュリティも厳しくなりつつあります。招待されたとしても厳しいチェックをくぐり、アポイントをとった人が迎えに来てくれます。しかし、これも人に寄ります。一度入ると後は比較的自由ですが、教室や通路は鍵がかかっていることが多く、勝手にいろいろなところには行けません。学校の先生や生徒を観察するのは、これも一つの旅の楽しみです。

私の旅はいつも研究調査という明確な目的があります。物見遊山ということは最近はほぼありません。ちょっと偏った旅かもしれません。学会に行く、大学に行く、活動などに参加する、フィールドワークをする、などなどです。大学での研究活動はほぼ旅だったような気がします。travelは語源的には「移動する、働く」などの意味がありますから、私は本来のことをしているというだけです。

これまで、地球上の各大陸(南極を除く)には足を運びました。大したことはありませんが、一応私の中では満足です。ただ行けばいいということではなく、そこで何かをするということがほぼ伴っているので、このくらいが適当だろうと思います。が、いつまでできるかはわかりません。体力的にも金銭的にもそれほど余裕はありません。円安のせいで、日本からどこへ行っても費用はかなりかかるようになりました。そろそろ旅ともさようならかもしれません。


春愁や 旅に始まり 旅にいる