『ゴジラ』 | 予告編 | ゴジラ 第1作目
映画「ゴジラ」は東宝が製作し、1954年(昭和29年)11月3日に公開されました。奇しくも私が生まれる9日前です。もちろん公開された際に映画は見ていませんが、どこかで見たのでしょう。小学生の頃からゴジラはシリーズとなり、怪獣ものとして、「ウルトラQ」や「ウルトラマン」などが大人気でした。私の世代はゴジラとともに育ったと言えます。
ゴジラは、その後Godzillaとして世界でも知られるようになり、毎年のように映画化されています。次第に進化して形を変えていきます。が、私の印象は第1作からあまり変わりません。核爆弾の実験で汚染された放射能によって生まれたという設定は、私が育った時代には、広島、長崎の原爆被害や環境汚染による社会問題を背景として、単にそれに反対というよりも、子供心には印象的な登場だったと思います。
第1作のゴジラのテーマ音楽はまさに体に染み付いています。そして、モスラ、ラドンと登場して来ましたが、1964年の「モスラ対ゴジラ」が印象に残っています。たぶん、その頃第1作も見たのだと思います。
ゴジラ(メインテーマ)
『モスラ対ゴジラ』 | 予告編 | ゴジラシリーズ 第4作目
特撮を担当した円谷英二氏はゴジラとウルトラマンとともにずっと記憶の中にあります。が、その後次第にダークな部分はほぼ消え、エンターティンメントになってしまったのような気がして、興味は感じなくなりました。
私の世代は、戦後を引きづりながらも高度成長の時代に入り、貧しさから少し豊かになりつつある時代でした。前を見ていたと言えます。貧しさはまだありましたが、映画もテレビも漫画も音楽も夢を持たせてくれました。大学まで進ませてくれたののラッキーでした。が、それよりも、今から見れば完成度は低いかもしれませんが、様々なメディアが人間性があり、生き生きしてたように思います。
その頃の私は漫画が大好きで、自分でも描いていました。ちばてつや氏と水木しげる氏が好きでした。私の憧れです。ゴジラもそうですが、どれも明快で哲学がありました。それは現在にもつながっていますが、その頃の文化はその頃だけのものでした。ゴジラは決して見栄えがするわけではないですが、いつまでも活躍していると、負けるわけにはいかないと勇気をもらえます。
1954年 11月に生まれた ゴジラと私