2024年9月22日日曜日

van Gogh  2024年9月22日(日)

オランダに、クレーラー・ミュラー美術館(THE KRÖLLER-MÜLLER MUSEUM)があります。一度は行ってみたいと思い、2022年に訪れました。次の絵は有名な「夜のカフェテラス」です。どうしてこういう絵が描けるのかと思います。


どう見ても、それほどうまい絵ではないですが、描こうと思ってもなかなか同じようにはできないです。構図、色彩、テーマなど、どれをとってもゴッホで、唯一のもののような気がします。何度見ても飽きない。

ゴッホの絵は、高校生の頃から好きでよく見ていました。模写もしたこともよくありました。絵を描くのは好きでしたが、最近はほとんど描きません。が、ヨーロッパでは美術館にはよく行きます。クレーラー・ミュラー美術館は少し郊外にあり、なかなか行けなかったので嬉しかったです。ゴッホの初期の絵は暗い絵でした。晩年も暗いと言えば、暗いです。が、質が違います。ずっと生きづらい人だったと思いますが、それでも、絵という道具で彼は生き抜いたことは、誰にでもできることではなく、やはり天性のものであり、稀有な人だったのでしょう。

ゴッホは、ふつうの人の暮らしをそのまま描きたかったのだと思います。この絵もゴッホだとすぐにわかります。印象派の特徴である光の表し方がやはり違います。ゴッホの中では、これが写実なのだと思います。絵に彼の想いがはっきりと正直に現れるのでしょう。景色を描いても、人を描いても、その時のゴッホのこころ持ちがそのまま出てします。それが作品を魅力的にするのだと思います。

私は、ゴッホの多くの絵で、何気ない景色を描いた絵が好きです。模写をしてみるとわかりますが、自然が動いているのがよくわかります。そして、その景色は写真とは大きく違い、ゴッホのこころが描かれてるような気がします。ゴッホの絵の構成などがよく分析されていますが、おそらくそのことは頭にはあったとしても、それよりも彼の内面から出てくる意識がそれを直感的に理解し、絵を作っていると考えます。それが、creativtityであり、originalityであり、「生きた」ということなのでしょう。

カフェテラス ゴッホが見ている 星月夜