2025年5月17日土曜日

Pastime / 余暇 2025年5月16日(金) &17日(土)

最近「余暇(pastime)」という言葉をあまり聞くことがないような気がする。余暇は字の如く「余った暇な時間」という意味です。レジャー(leisure)ともいうのかもしれません。Cambridge Dictionaryではpastimeを

次のように説明されています。

an activity that is done for enjoyment:

Do-it-yourself is the nation's most popular pastime.

Suing people, especially doctors, is becoming a national pastime (= common activity) in America.

印象としてはあまりよくない意味で使われるのかもしれませんが、一時期(特にバブルの頃かもしれません)よく使われていたような気がします。仕事に追われ、仕事ばかりしている人に、余暇を作り、余暇を有効に過ごすことが大事に言われていた時代がありました。今でも余暇やレジャーは私たちの生活にはなくてはならないことです。私は参加しませんが、余暇関連の活動があるのはいいですね。

私の印象では、レジャーは何かスポーツや山登りなど何かある対象がしっかりしていて、日常とは離れている時に使うことで、余暇は本当に何もすることがない時間と考えています。私は余暇の方が好きな言葉ですが、特に意識したことはありませんが、基本的に楽しい時間です。本を読む、絵を描く、人と雑談する、などは、私の余暇です。

しかし、退職した今は、定職がないので、年金で生活しているので、制限はされますが、ほぼ余暇を過ごしているわけです。ひょっとすると人生の余暇かもしれません。レジャーというレジャーはほぼありません。ただただ淡々と好きなことをして毎日過ごしています。好きな事、やりたい事をして過ごすのは余暇とは違うと思いますが、私にとっては、50年近く学校という場でずっと教育という仕事に従事してきたので、その仕事の余暇は楽しいです。

余暇もいいですが、英語のpastimeは一番好きな表現です。英語では同様の言い方でhobbyも使われます。しかし、ちょっと違いますね。pastimeはただ「時間を過ごす」ということですから、何もしなくてもいい時間であればよいので、それもpastimeです。何かワクワクするような時間や行動は、たぶんpastimeとは言わないでしょう。私は言わないです。現在はあまりそのようなことはありません。

逆な場合で、悩むことがある場合はpastimeとは言いません。何もすることがなくても嫌なことがあり悩むこともあります。多くは健康問題です。年齢が進んでいくとちょっと前ならば、数日すると回復しますが今は誤魔化しながら生きていくしかないです。身体の故障は、それといっしょに生きていくしかないというマインドセットの問題となります。

コロナ以来、私の最大のpastimeは散歩です。2020年に新型コロナ感染症のパンデミックが始まり、人と接触することが制限されて以来、散歩が極端に多くなりました。おかげで少し痩せたときもありましたが、結局それほど痩せることも健康になることもなく、ただただ歩くようになりました。1日1万歩は歩き、最も熱心に歩いた時期は2万歩以上歩きました。現在はほどほどですが歩くようにしています。走ることはやめました。

無理はしない、ということです。散歩のポイントは自然を見ることです。空や雲や川や草や花や鳥や動物や虫や土や水などを「見る」ことです。研究は観察(observation)から始まります。観察は気づきです。たとえば、桜は毎年違います。木も年をとります。枝は朽ちます。花の咲き方も違います。その他すべてそうです。このような観察が、私の一番のpastimeかもしれません。


小満や てんとう虫も 我とあり 





0 件のコメント:

コメントを投稿