2025年8月9日土曜日

Raining in Nagasaki / 長崎は雨 2025年8月 9日(土)

8月9日は長崎に原爆が落とされた日です。1945年のことでした。今年で80年を迎えます。私が長崎に尋ねるときはほぼ雨のことが多いです。今日も雨です。「長崎は今日も雨だった」とはよく言ったものです。が、全国的に見てもそれほど雨が多いわけではないそうです。印象というか、巡り合わせというか、人間の思いはいい加減です。

雨についての歌はたくさんあります。が、どれもロマンティックで、恋とか愛とかに関係する歌が多いようです。日本の歌はたくさんありますが、英語の歌で、私が好きな歌は、たとえば、Singin’ in the Rain, Rainy Days and Mondays, Raindrops Keep Fallin' On My Head, Rhythm of the Rain, etc. 主な天気は、晴れ、曇り、雨か雪のどれかでしょうから、たくさんあって当然ですが、なんとなく天気は私たちの感情を左右させます。しかし、雨が多く降る地域はけっこう限られています。A Global View of Seasonal Rainを見ると、赤道付近とアジア(日本を含む)や南米などの地域に降水量(precipitation)が多いことがわかります。

地球温暖化の影響は温暖化だけではなく、気候を大きく変動させていることが最近になって、私も実感できるようになりました。今年の猛暑がそうです。今年だけではありませんが、今年は実に恐ろしいです。しかし、それでも世界は変わりません。人間というのは愚かです。科学がこれだけ発達し、地球の気候が大きく変わろうとしているにもかかわらず、為政者の中には、それを否定して、開発を進め、争いをしています。人間が人間に対する復讐の連鎖と、欲望です。多くの人が否定しているのに止まりません。ただのケンカの延長と見ることもできるような感情ですが、弱い一般の市民が殺戮されているのを見ると、どうしていいのかわからなくなります。

それだけではなく、身近な問題として、雨の降り方について一考しました。Extreme Precipitation in a Warming Climateには、合衆国のことについて、次のように書いてあります。

  • Climate change is supercharging the water cycle, bringing heavier precipitation extremes — and related flood risks — across the U.S. 
  • As the climate has warmed from 1958 to 2021, the most extreme precipitation days have intensified in every major U.S. region, led by the Northeast (+60%) and Midwest (+45%). 
  • This hazardous intensification is expected to continue with future warming. 
  • With 2°C (3.6°F) of warming, 85% of 3,111 total U.S. counties are likely to experience a 10% or higher increase in precipitation falling on the heaviest 1% of days. 
  • High future levels of extreme precipitation intensification are concentrated in: Alaska, Hawaii, Tennessee, Alabama, Georgia, Mississippi, Maine, North Carolina, and Kentucky.
  • People, ecosystems, and infrastructure in both wet and dry locations are facing the risks that come with short bursts of extreme rainfall. 

降水量がそれほど多くない合衆国でさえ、雨の降り方に危機感を持って詳細に書いてあります。日本はそれだけでは済まないでしょう。線状降水帯(linear precipitation band or belt, training)という言葉をよく耳にします。熱帯降雨帯(tropical precipitation band or belt)などが、温帯にも見られるようになった現象だと思います。

最近の雨の降り方は、熱帯地方のようなスコール(squall)のようなもののように思います。マレーシアなどに行ったときにそのようなスコールを経験したことがあります。ゲリラ豪雨などとも表現され、雨の振り方が情緒豊かな印象からは程遠く、以前にも書きましたが、梅雨などという表現もなくなってくるのではないかと思います。専門家によれば、地球温暖化の影響はこの先さらに厳しくなるそうです。国連などの国際機関が機能しなくなっている現在では、一人ひとりや企業などのSDGsの取り組みなどは、ほぼ意味がないのではないかと危惧します。

ただいま、この日記を綴っている目の前で雨は降り続いています。土曜日の朝ですが、長崎は式典に向けて朝から忙しなく人が動いています。弱い雨ですが、激しくなったりします。予報によれば、このまま雨が激しく降り続くそうです。私はこれから平和祈念公園に行き、参観する予定です。が、多くの人が雨の中で平和を祈ることになります。が、雨です。


長崎は くんちに祈る 平和かな




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