Reflectionは、「反省、省察、ふりかえり」などと日本語で言われます。多くの人が、学習にはこれが大切だと言っています。
1st Grade Self Assessment and Reflection in Math Part 1 & 2
このビデオはアメリカの算数教育の様子です。日本の数学教育は世界的にも高く評価され、成果も出しています。しかし、
ひょっとすると、数学教育のねらいがこの授業と日本の授業では少しズレているように思います。Dewey (1910, p.6) は、reflectionについて次のように述べています。
The active, persistent and careful consideration of any belief or supposed form of knowledge in the light of the grounds that support it.
私たちが育むビリーフや知識、それを支える意味で、それを主体的にきちんと整理して考えるというふりかえりは、私たちが学び行動することにおいて重要ということだと思います。
ふりかえりはどの授業でも基本的に実施されるようになりました。しかし、形骸化してしまうことが多々あります。また、基本的に大切なことは、ふりかえりは自分自身をふりかえり、次につなげられるようにすることでしょう。人に語る、文字にして明確化するなど、自分に返ってこなければ、ふりかえりとしては効果がないと考えます。
この日誌は、私にとってふりかえりです。それとともに評価(assessment)でもあります。このように記述していると、自分の思考の誤り、浅さ、課題などが見えてきます。私はこの日誌で人に評価されることは望んでいません。しかし、何もフィードバック(feedback)がないことは、継続する意欲は薄らいでいきますが、自分で少し時間をおいて読み返します。修正もします。
日本のこれまでの教育はその効率性において高く評価されていますが、その点で、本来のreflectionやassessmentが軽視されていると思います。教師は、ある学習目標を設定し、指導し、それを評価します。この一連の学習活動の中に、学習者自身がreflectionするプロセスがどの程度丁寧に行われているでしょうか?いまの教育システムでは、そのような本来の教育は、Deweyが述べるような観点は、あまり生かされていない危険性があると思います。
まだ暑い 9月1日 夏をおもう
0 件のコメント:
コメントを投稿