2024年8月25日日曜日

研究1(Teacher Cognition)  2024年8月25日(日)

2005年からTeacher Cognitionというテーマで、スコットランドのスターリングにあるThe University of Strilingで博士課程の研究を始めた。Richard Johnstone先生のもとで研究したかったからです。Richard Johnstone先生は日本ではあまり知られていないが、ヨーロッパでは外国語教育では著名な人だからです。大きな理由は、Scottish CILT (The Scotland's National Centre for Languages)の活動に興味があり、そこで研究したいと思ったからです。

この経験は貴重でした。当時、Teacher Cognitionの日本語訳はすでに「教師認知」として心理学などで使われていました。どうもしっくりしなかったけれども、教師認知として使っています。現在でも教師の研究は続いていて、基本的には、Teacher Belief研究の流れと位置付けられるでしょうが、用語の使用は複雑です。つまり、教師については多くの人が興味を持ち、観点は様々だからでしょう。
その点から、Richard Johnstone先生の幅広い考え方に多くを学びました。CLIL (Content and Language Integrated Learning)を知ったのも先生のお陰です。先生の紹介で多くの人に出会い、ヨーロッパの言語教育のこと、教師のこと、生徒のことなどを詳しく知ることができました。もともと、文献だけでは理解できないと考えていたので、このようなリサーチは、「私」という教師のTeacher Cognitionの理解に深く関係しています。単にPhDの学位を取得するだけではない大切なものを学んだと経験でした。
さて、Teacher Cognitionですが、私はTeacher Kokoroとして説明することがあります。日本語では「教師のこころ」ということです。日本の英語教師のこころをTeacher Cognitionとして次の図のように表しました。63人の英語教師に話を聞き、その中で10人の人にインタビューと授業観察をさせてもらい、分析して得た結論です。



簡単に言うと複雑だと言うことです。そう簡単に、英語教師は、このように信念を持っていて、知識を得て、考えて、行動している、とは言えない。いろいろな影響を受けて、ドロドロとして活動しているということです。大切なことは、それを教師は意識しているということだと考えたのです。
詳細は、次の本にまとめました。あまりうまくまとまっていないので、時間があれば、もう少しきちんとまとめてみたいと思いつつ10年以上が過ぎてしまいました。いまでも教育に興味を持つのはその延長です。終わらない探究です。

探求は 終わることなし 夏の果て





An Exploratory Study of Japanese EFL Teachers’ Kokoro Language Teacher Cognition at Secondary School in Japan LAP Lambert Academic Publishing ( 2014-03-11 )




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