Book of Ecclesiastes: A Short Summary | The Journey Through the Bible #21
旧約聖書に「伝導の書」「コヘレトの言葉」という章があります。英語では、Ecclesiastesとなっています。Ecclesiastesは、コヘレト(集会をする人)という意味だそうです。英語では、次のように始まります。
ダビデの子、エルサレムの王である伝道者の言葉。 伝道者は言う、空の空、空の空、いっさいは空である。
英語では、次のように始まります。
The words of the Preacher, the son of David, king in Jerusalem. Vanity of vanities, saith the Preacher, vanity of vanities; all is vanity.
これは、般若心経の「色即是空 空即是色」と相通じるかもしれませんが、「すべては虚しい」という意味のようです。伝道師は、ソロモン王と言われています。聖書にしては不思議な感じがしますが、さいごは次のように言って、神を讃えています。
事の帰する所は、すべて言われた。すなわち、神を恐れ、その命令を守れ。これはすべての人の本分である。
神はすべてのわざ、ならびにすべての隠れた事を善悪ともにさばかれるからである。
Let us hear the conclusion of the whole matter: Fear God, and keep his commandments: for this is the whole duty of man.
For God shall bring every work into judgment, with every secret thing, whether it be good, or whether it be evil.
昔、大学生時代に、大村喜吉先生が聖書の読解の授業を担当して英語で聖書を読む機会がありました。先生の人柄は大好きでしたが、内容はあまり興味は感じませんでした。しかし、ずっと気になっていたので、ついこの間、すべてを読みました。
聖書はご存知のとおり何ヶ国語にも訳されています。また、それぞれの言語で訳者によって違います。翻訳はやはり微妙にむずかしいです。やはり、英語と日本語でも印象が違います。同じ聖書の教えも受け取り方がかなり違うことは想像に難くありません。が、とにかくシンプルです。「神との契約を守りなさい」ということをずっと述べているという印象です。
さて、Ecclesiastesは英語ですが、コレヘトはヘブライ語に由来するそうです。最初は、私にはこの二つはつながらなかったのですが、後から分かりました。「すべては虚しい」と衝撃的に始まるこの章は、よく取り上げられます。しかし、きちんと読むまで誤解をしていました。ソロモン王が人を集めて説教をしたと考えると、腑に落ちました。つまり、「神に従わなければ、すべては虚しい」ということです。
聖書自体は、宗教自体の理念を述べているわけではなく、testament(証拠、契約など)だということがよくわかりました。testamentは聖書と訳されてますが、旧約と新約というよりも、「以前の証拠」「新しい証拠」と考えると、聖書は分かりやすいと思いました。ユダヤ教やキリスト教の信仰者は、その証拠をもとに、自分の信仰心を確認しているのでしょう。しかし、仏教とは違い、柱が一つであり、その柱の基盤がしっかりしているので、心が安定するのかもしれません。
現在問題が顕在化しているシオニズム(Zionism)とキリスト教(Christianity)についてのYouTubeを紹介しておきます。なんとなくその主張がわかるような気がします。が、達成はむずかしそうだなと思います。
The history of Zionism in 3 minutes.
Christianity for beginners
聖書読み 戦い続ける 証拠あり
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