What is gender equity?
ジェンダー公平性について考えましょう。私の世代は「男女平等 」というコンセプトで発展してきたと思います。幼い頃から男社会でした。が、女性もたくましたかったと思います。温泉街に生まれた私は、街の中に公衆浴場があり、男女はいっしょに入っていました。セクハラがあったのかもしれませんが、思春期までは不思議に思いませんでした。しかし、私が年頃になる頃には、しっかりと公衆浴場は男女に分かれていたと思います。このように次第に女性の権利主張が強くなり、男女平等が浸透していったと思います。
教師をしている頃は、名簿は男女で分かれ、呼称も「君、さん」になり、体育や家庭は男女別、男子クラス、女子クラスなど。しかし、施設の関係から、体育の際は、男女はいっしょに着替えていました。次第に男女の差別は解消されているように思いますが、いまだに変わらないこともあるようです。医学部の学生に教えるようになり、そのようなことはあまり気にならなくなりましたが、医療の世界も男女が次第に差別がない状態になっていたと思います。しかし、女性の方が優秀な人が多かったように記憶しています。その後、女子大学に移り、女性学ということに出会い、女性差別はまだあり、社会はそれを解消することに活動しなければいけないのだと思いました。
「ジェンダー平等」は英語でgender equalityですが、「ジェンダー公平性」はgender equityです。平等と公平はちょっと違います。私は両方が大切だと思っています。人はそれぞれ違います。それぞれが特性を持っています。男女で区別することも微妙です。それぞれを尊重し、それに応じた対応が必要になると思います。
差別が起こるとしたら、違いによる偏見です。が、区別は必要です。それぞれに応じた対応、それぞれの特性を理解した対応、考え方、言葉、文化、性格などに対する対応などが、重要になります。それぞれの特性は違います。体格も力も知識も技能もみんな違います。性別であれば「ジェンダー公平性」ということを考慮することは大切です。
Equality, Equity, and Social Justice
ひいては、それがインクルーシブにもつながります。日本は、天皇制や夫婦別姓など、伝統的な考え方から、男女平等とは言えませんが、男女公平という考えは維持してきていると思います。決して女性を蔑視してきたわけではなく、女性は強く生きてきたと思います。その点をもっと議論して、よりよい社会を築いていく必要があると思います。悪いことは改善し、良いことは主張していく必要があるでしょう。平等、公平性、社会正義はインクルーシブとともにきちんと考える時代です。
冬浅く ジェンダーは広く 公平に
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