2025年5月29日木曜日

Currency / 通貨 2025年5月29日(木)

日本の通貨(currency)はあっという間に弱くなりました。仕組みは分かりませんが、経済の力なのでしょう。受け入れるしかありません。Britannicaの説明によると、

Current international exchange rates are determined by a managed floating exchange rate. A managed floating exchange rate means that each currency’s value is affected by the economic actions of its government or central bank.

BBC Bitesize は、仕組みをわかりやすく説明しています。

The British Pound, US Dollar, European Euro, Japanese Yen; they are all examples of currency, the official money of a country.

米国ドル、ユーロ、ポンド、日本円が主流な通貨であるとしていますが、世界には140くらいの通貨があるそうです。日本円はいまは弱く、私などが旅をするには厳しい状況が続いています。経済というものはわかっている人にはわかるのかもしれませんが、私のような素人にはまったくわかりません。経済がいいのか悪いのかもよくわかりませんが、旅をし続けていると肌感覚でわかります。

日本も同様ですが、ここ10年の間に、カードやデジタル通貨が中心となりました。確かに便利です。カードでタッチするだけで処理ができます。紙幣やコインは不要です。まったく使わない状況がふつうになっています。あと数年でキャッシュは無くなるでしょう。場合によっては、カード決済だけになっています。その場合は、国が決めている通貨の意味が障壁になる可能性が高いです。たとえば、国際送金はなぜか日本は手数料が高額です。日本だけではないのかもしれませんが手数料が発生しないので、おそらくシステムが変わるでしょう。輸出入や貿易のビジネスを変わりつつあります。物流とともに世界は大きく変わりつつあります。

紛争もそうです。被害に遭うのは一般の市民です。兵器はますます進歩し、戦い自体が昔とはまったく違います。被害が見えない(見えないようにしている?)ので、匿名の殺人が横行し、罪の意識がないし、戦争犯罪が不明確になっています。ますますこのような悲惨な状況が続いていくと思います。核兵器の使用も現実味を帯びています。戦争は武力だけではなく科学と経済と政治のバランスで動くでしょう。通貨の実体がなくなり、デジタルになることにより、仮想でしかなくなり、チャラにすることも簡単です。ビジネスも政治も社会もシステムはデジタルのやりとりになり、生身の人間は取り残されるでしょう。生身でない人間がおそらく蔓延るような世界になるような気がします。

しかし、生身の人間や動物や植物は変わりません。通貨の消滅により、生活はしやすくなりますが、逆に、労働による対価というバランスは変わっていきます。柄谷行人という人の本をときどき読みます。交換様式というおもしろい視点を提示しています。その様式を4つに分類しています。経済を生産と考えるのではなく、交換と考えるというようなことらしです。

A 互酬性(贈与と返礼)

B 服従と保護(略取と再配分)

C 商品交換(貨幣と商品)

D Aの高次元での回復

この中で、さいごのDの方向に世の中が動いて行くという予想をしています。しかし、このDがよくわかりません。現状は、A, B, Cのように世の中は動いているのは何となくわかりますが、Dはよくわかりません。私の理解では、それは通貨などが消滅し、多くのことがデジタルという見えない世界に移行して行くことにより生まれるAの交換様式になるのかなと思います。

通貨により経済は発展し今日のようなシステムを築きましたが、その通貨の消滅により、悪い方向に向かうのではなく、人類のために良い方向に誰かが導いてくれうことを期待しています。私は、現在の現金を使わない社会はよいと単純に考えています。


行く春に ロンドンに居り 想う朝




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