2024年12月21日土曜日

大切なもの / Precious things 2024年12月21日(土)

Most Precious Things in Life: My Favorite Things Don’t Cost Money

 今日は、大切なものについて考えます。Steve Jobsはtimeと言っていますが、私にとって大切なものは何かと言うと、「自分」と答えるかもしれません。が、肉体そのものに執着はだんだんなくなりました。身体をを動かすことは、残念ながら不摂生がたたり、テニスもしなくなりました。スキーももう何年も行きません。走ることは健康のために控えることにしました。運動と言えば、ウオーキングだけとなりました。健康のために続けています。

身体は大切なものというよりは必要なものなので管理しています。健康のために体重も落とす必要があります。それだけではなく活動するために必要な筋力や機能は維持する必要があります。目も耳も鼻も口も、手も足も、排泄する能力も、食べて消化して、身体全体を管理する血液やリンパ、皮膚や粘膜も、年齢とともにどんどん衰えていきます。鏡を見れば情けなくなるくらい醜くなっていきます。大切なものには違いありませんが、それほどの愛着はもうなくなりました。

「自分」というものは、それを意識する「こころ」なのだと思います。これまでの記憶、現在の意識として思考、ものを見て感動する感情や情意、五感で感じる「生きる」という感覚など、簡単に言えば、脳神経なのかもしれませんが、「こころ」が大切なもので「自分」を存在せしめている実体なのだと思います。

self-esteemということばがあります。「自己を評価すること」ですが、日本語ではピッタリとした意味はありません。自尊心と訳されますが、ちょっと違うような気がします。Mindというウェブサイトに次のように説明がありました。

Self-esteem is how we value and perceive ourselves. It's based on our opinions and beliefs about ourselves, which can feel difficult to change. We might also think of this as self-confidence.

Your self-esteem can affect whether you:

  • Like and value yourself as a person
  • Can make decisions and assert yourself
  • Recognise your strengths
  • Feel able to try new or difficult things
  • Show kindness towards yourself
  • Move past mistakes without blaming yourself unfairly
  • Take the time you need for yourself
  • Believe you matter and are good enough
  • Believe you deserve happiness
分析的に見ると、なるほどと思いますが、これでは「自分」という総体(entity)は捉えられないような気がします。

私が大切にしたい「自己」は、いまここに安定して存在しているという「自己」です。それは阿留辺畿夜宇和につながるかもしれません。が、それとも違う「わたし」という複雑な存在です。それはおそらく死をもって終わるはずです。誰もが経験する死ではありますが、誰もその本質を知り得ないのです。その切ない「自己」を大切だと思うのです。

Heidegger’は次のように言っています。

If I take death into my life, acknowledge it, and face it squarely, I will free myself from the anxiety of death and the pettiness of life - and only then will I be free to become myself. 

大切なものは「自己」なのですが、結局面倒くさいので、死んでなくなればスッキリするということなのでしょうか。私もそう思いますが、ブッダの次のことばに同感するのです。「アーナンダよ、ベーサーリーは楽しい、ウデーナ霊樹の地は楽しい、ゴータマカ霊樹の地は楽しい、七つのマンゴーの霊樹の地は楽しい、タフブッダ霊樹の地は楽しい、サーランダ霊樹の地は楽しい、チャーパーラ霊樹の地は楽しい」

こうありたいと私は思います。


年末に 大切なもの 生きた自己



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